マイクロ流路デバイスの親水化に貢献
PDMS親水化剤

「マイクロ流路にうまく水が流れない」
「全面に塗れているのか不安で、そもそも塗工作業自体が煩雑…」

このようなお悩みはありませんか?

 

そんな課題を解決し得る

マイクロ流路デバイスの親水化に貢献する「PDMS親水化剤」をご紹介します。


このページの目次
 

マイクロ流路デバイスとは?

イメージとしては、板の上に髪が1本分通るくらいの細い流路が彫られているものです。

マイクロメートルスケールの流路を彫り込んだ構造体で、

その流路を使って微小量のスケールで混合・反応・分離・分析することが可能です。

医療用とでは、PCR検査を少量・短時間で行うために前処理~検査までを流路内で行う取り組みがされています。

(流路内で細胞組織を形成し薬剤の応答を調べるOrgan-on-chipの実用化を目指した研究もされています。)

 

 

素材としては高い成形性・柔軟性・透明性・酸素透過性を有することから

ポリジメチルシロキサン(シリコーン、以下PDMS)

が使われていることが多いのが特徴です。



PDMSのマイクロ流路デバイスの課題

PDMSは上記のように、優れた特性をもつ一方で、その疎水的な構造をもつゆえに、

・流路内に水が入りにくい
・水の乱流が起きる
・気泡を巻き込む
・細胞が接着しにくい

などの課題があります。

このような課題を解決すべく、親水性コーティング剤を塗工する方法が提案されていますが、
作業が煩雑・全体のコーティングができたか不明瞭・酸素透過性が低下する
など、さらなる課題があります。
 


当社のPDMS親水化剤のソリューション

当社のPDMS親水化剤は、

硬化前のPDMSに親水化剤を添加して成型し、硬化後のPDMSを親水化することで、

高い成型性・柔軟性・透明性・酸素透過性といった

PDMSの特長を維持したまま疎水性の課題を

解決することが期待できます。

 

 

お客様の声

当製品を使用いただいたお客様の声の一部は以下の通りです。

「親水化したマイクロ流路チップでは送液が早くなりました」

「細い流路では流れにくかったものが添加量を増やすごとに流れやすくなりました」

最後まで読んでいただきありがとうございます。
PDMS親水化剤の詳細な情報、用途例はこちらからダウンロードできます↓
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