水になじむマイクロ流路へ PDMS親水化剤
マイクロ流路にうまく水が流れない。コーティングしてもすぐに水を
はじくようになってしまう…。
このようなお悩みを解決し得る「PDMS親水化剤」についてご紹介します!
目次[非表示]
- 1.マイクロ流路とはどんなもの?
- 2.優秀なシリコーンにも欠点がある?
- 3.解決策について
- 4.事例紹介
マイクロ流路とはどんなもの?
イメージとしては、板の上に髪が1本分通るくらいの流路が彫られている
ものだよ。マイクロメートルスケールのものだから、微量で物質同士を混ぜ合わせたり、反応させることが可能で、医療には欠かせないものだね。素材としては、形が作りやすくて柔軟性や透明性などがあるシリコーンが使われていることが多いよ。
優秀なシリコーンにも欠点がある?
一方で、シリコーンは水をはじくその特性から、流路内に水が入りにくかったり、細胞がくっつきにくいといった課題があるよ。この課題解決のためにマイクロ流路に水になじませるためのコーティング剤を塗ったりしているけど、作業が煩雑でちゃんと塗れているか分かりにくい。
加えて酸素も通しにくいといった問題もあるんだ
解決策について
そんな課題を解決するために開発されたのが「PDMS親水化剤」
マイクロ流路をつくるときに、最初から親水化剤をいれて固めればシリコーンの特徴はそのままに、水になじみやすいマイクロ流路を作ることが出来ると考えたの。
事例紹介
実際にお客様のマイクロ流路に使ってもらった時の様子がこちら!
添加量によってこんなにも差が出ているんだね。
今は細胞のくっつきやすさについて評価していて、医療やライフサイエンス分野の発展に貢献できるように研究を進めているよ。製品や評価の詳細はこちらから確認ができるよ。
医療分野などにおける知見の獲得に重要な役割を担うマイクロ流路。
その貢献に一躍を担うのがPDMS親水化剤です。より詳細なお問い合わせはお電話でもお受けしていますので、お気軽にお問合せください!
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経営企画本部 事業戦略部 つなぐ推進グループ
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