低VOC化に貢献するロジン
近年では、VOCによる環境問題が深刻化しているよ。一体どんな影響が
あるのかな?
VOC(Volatile Organic Compounds)とは?
揮発性有機化合物の略称のことで、蒸発しやすく、大気中で気体になる化学物質。
代表的な成分としては塗料や接着剤、インクなどに含まれる溶剤やガソリンから揮発してくるトルエンやキシレン、金属や機器の洗浄に使われるトリクレン、塩化メチレンなどがあります。
VOCによる影響
発生したVOCが大気中に排出されると、日光、特に紫外線の影響を受けて光化学スモッグを生成して様々な影響を及ぼします。光化学スモッグは、目の痛みや息苦しさ、頭痛など人体への影響が発生するほかに、植物の枯死、オゾン層の破壊など、環境にも大きな影響を与えています。
家や車の中で頭痛や倦怠感、呼吸器疾患などの症状が現れるシックハウス症候群
やシックカー症候群も、このVOCが原因となっていることも多いんだって。特に
車は色んな金属や化学製品が使われているからVOC対策では厳しい基準がある
みたい。
低VOCに貢献するためにできること
VOCの発生を極力抑えるために、荒川化学では低VOC化を実現するロジン誘導体
を開発してきたけれど、厳しいVOC規制を背景に、さらにVOCの含有量を削減
した製品を開発したよ。
荒川化学が独自に開発した技術によって開発された低VOCロジン誘導体は、近年より、厳しさを増す自動車用途に対する低VOC化や・テープの水系化にも適応が可能です。ロジンと歩んで147年の歴史から生まれたアップグレード製品によって、環境負荷低減が可能です。
ロジン誘導体とは、反応性に富んだロジンに手を加えて様々な形に変化した
総称だよ。
⇓⇓ロジン誘導体について⇓⇓
アップグレードした低VOCロジンについての詳細はこちらからご確認いただけます。
天然由来で持続可能な資源であるロジン
低VOC化、水系化など、製品への機能付与を通して環境負荷低減を実現することが出来ます。
その他にも、製品の環境貢献については以下ページよりご確認いただけます。